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中国語を話せるようになるには

暑いですね。半端なく熱いですね。今日の大阪は38度です。
こんな時は” 多喝水, 少晒太阳 / 多喝水, 少曬太陽 ” しかないですね。
「まだ大丈夫」と油断せず、体調には気を付けて過ごしましょうね。

さて、昨日アメブロで更新された八宝菜先生のブログをご覧になっていただけましたでしょうか?

https://ameblo.jp/ijin-chinese/entry-12751099157.html

中国語のスピーチ法について書かれているブログです。

中国語を「話す」勉強法について書かれていますので、まだ読まれていない方はぜひご覧ください!

私もこの記事を読み、改めて「中国語が話せる」ということについて考えました。

「中国語が話せない」と落ち込むことはありませんか? 私もよくあります。
でもよくよく考えると、中国語で話せないことは日本語でも話せないということも多いです。

つまり、ある事柄について思考の整理ができておらず、人に伝えられるレベルの言語化ができていないのです。この場合、何語であろうと話すのは厳しいですよね。

身近な例でいうと、自己紹介が思い浮かびます。
日本語でもとっさに自己紹介してくださいと言われると、「何を言おう?どの情報言おう?」としどろもどろになり、自分でも何を言っているのかわからないことがあります。

TVのニュースや上司からの指示でも、聞いた内容を理解し、再度自分の頭の中で情報をすぐに整理し、それを相手に伝えるのは難しくないでしょうか?

普段から「中国語を話すのは難易度が高い」と脳が勝手に思い込んでいます。その結果、「中国語だから話せなかった」とついつい中国語ができないせいにしがちです。

しかし、思い返すと実は中国語に問題があるのではなく、アウトプットの過程に問題があることもしばしばあります。

中国語が話せなかったときは「語彙力がなくて話せなかったのか」「日本語だったとしても話せなかったのか」、その都度、丁寧に切り分けて考えることが大切だと思います。

ではどうすれば上達するのか。
話すしかない!
話せるようになりたければ、どこまでいっても話すしかない!!

八宝菜先生のブログでご紹介している勉強法も肝は「思考→発話」だと思います。「話す」だけの練習ではありません。筋肉を鍛えるように「思考→発話」の回路を鍛える感じです。


けっして楽ではない中国語のスピーチ練習法ですが、ご興味がある人や試してみたい人は、ぜひお問い合わせください!

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最近身体怎麼樣?

こんにちは。
みなさん最近身体の調子はいかがですか?

私は気象の影響を受けやすいようで、持病?の低血圧と相まって頭痛、めまいが当たり前の日々を過ごしています。つらい……

梅雨時はとくに苦手です。

最近は日本でも「気象病」「天気痛」という言葉もよく見聞きするようになったと思います。

気象病は中国語では“氣象病”(繁)/ ” 气象病”(簡)/qì xiàng bìng 

日本語をそのまま簡体字OR繁体字にすればOKです。

自律神経を鍛えればいいんでしょうかね……体調の悩みは尽きません。
みなさんもお身体にはくれぐれもご自愛ください。

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明日はTOCFL試験

明日29日(日)は
今年4回目のTOCFL試験ですね。

時期的に
来年の台湾正規留学の申請のため、
今回の試験に勝負をかけている人も
多いのではないでしょうか?

今日は明日の携行品を準備して
早めに就寝。
明日に備えましょう。

身分証明書は写真付きのものが
要求されていますので、
保険証はNGになると思います。

それ以外のもの
(免許書、パスポート、学生証など)を
準備しておきましょう。

明日は気持ちに余裕をもって
試験に臨めるよう、
試験会場には早めに
着くようにしましょう。

そして試験中は「あきらめない」。

ヒアリング問題が聴き取れなくても
時間がもう足りないと思っても
あきらめない!
食らいつきましょう。

祝您考試順利☆

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台湾の大学の名前あれこれ

台湾の大学情報を見ていると「なにこれ?」と思う大学の名称はないですか?
今回は日本人にはちょっと不思議に感じる大学の名前の秘密に迫ります。

① 師範大学

日本語で「師範」というと、武道や芸道に長けている有資格者の人を連想するのではないでしょうか?

台湾(中国も含む)で師範大学というと「教育大学」を指します。

戦前日本にも教員を養成する学校として「師範学校」がありました。
しかし、戦後になって大学の学部に吸収されたようです。

台湾で教育分野の勉強をしてみたい人は「師範大学」に注目してくださいね。

【台湾の主な大学】
国立台湾師範大学(台北市)
國立高雄師範大學(高雄市)
國立彰化師範大學 (彰化市)

② 交通大学

「交通ってなに?ダイレクトすぎない?車とか電車とか信号とか勉強するの?」
と思ったのは私だけでしょうか……。

台湾(中国も含む)で交通大学というと「総合研究型大学」を指します。
総じて交通大学は、歴史があり、理工学系の難関大学のイメージが強いです。

交通大学の歴史を見ていくと、中華民国時代の1921年まで遡ります。
当時の交通部(省)が管轄していた上海、唐山、北京の学校を合併し、交通部(省)所属の大学とし、名称を「交通大学」としました。

その後、戦争の影響を受けての中国西部への大学疎開や国民党政府の台湾移動も関係し、現在「交通大学」は台湾と中国に以下5校あります。

①【中国・北京市】北京交通大学(交通大学北平分部が起源)
②【中国・上海市】上海交通大学(交通大学上海本部が起源)
③【中国・成都市】西南交通大学(交通大学唐山分部が起源)
④【中国・西安市】西安交通大学(交通大学上海本部が起源)
⑤【台湾・新竹市】國立陽明交通大學(交通大学上海本部が起源)

なお、台湾の國立交通大學は2021年2月に医学部で有名な國立陽明大學と合併しています。

③ 空中大学

「なに空中って?航空とか、ヘリコプターとか空軍のこと勉強するの?」
はじめて聞いたとき、お恥ずかしながら私の思考回路ではこのようなものしか出てきませんでした。

空中大学は主に社会人を対象とした「通信制大学」を意味しています。

空中大学は外国人も入学は可能ですが、台湾の居留証を保有していることが入学の条件となっています。

したがって、日本から台湾留学を目指す場合は希望校に上がることはほぼないとは思いますが、知識として覚えておくといいかもしれないですね。

ちなみに、台湾の國立空中大學は1986年設立、新北市に本部を置く大学です。

今回は3種類の大学の名称についてまとめましたが、他にも興味がある大学の名前があればぜひ教えてくださいね。

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同じ単語でも発音が違う?~中国と台湾で発音が異なる単語

あっという間に4月も今日で最終日。
GWを楽しんでおられる方も多いのではないでしょうか。

前回は”台灣腔”、いわゆる台湾訛りの発音について紹介いたしました。
(前回のブログはコチラをクリックしてください。)

今回は同じ単語で同じ意味なのに、台湾と中国(普通語)では声調や発音(拼音)が異なるものをご紹介しようと思います!

まずは声調が異なる単語から。

<台湾と中国で声調が異なる単語>

<漢字表記>
台灣華語
<漢字表記>
普通話
<発音>
台灣華語
<発音>
普通話
危險危险wéi xuǎnwēi xuǎn
可惜可惜kě xíkě xī
寂寞寂寞jí mòjì mò
法國法国fà guófǎ guó
除夜除夕chúxìchúxī
企業企业qì yèqǐ yè
期待期待qí dàiqī dài

見ていても混乱しますね。しっかり覚えるというよりは、知識として「声調違いがある単語があるんだな」くらいにとどめておいた方がよいかもしれません。

<台湾と中国で発音(拼音)が異なる単語>

<漢字表記>
台灣華語
<漢字表記>
普通話
<発音>
台灣華語
<発音>
普通話
垃圾垃圾lè sèlā jī
暴露暴露pù lùbào lù
暫時暂时zhànshízànshí
步驟步骤bùzòu bùzhòu
乳液乳液rǔ yìrǔ yè
懸崖懸崖xuán áixuán yá

ここまで単語の読み方まで違うと、さすがに聞き取れないですね。
何度も聞き返しそうです。

今回は一部を紹介しましたが、実際に台湾と中国で声調が発音が異なる単語は多数あります。
上記にないものや見つけたものなどがありましたら、ぜひ教えてくださいね!

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台湾腔ってなに?~台湾の中国語の発音

こんにちは。

前回は台湾華語ってどんなことばなのか、中国語(普通語)との字体違いなどについて紹介しました。今回は台湾人の中国語の発音や声調の特徴について紹介しますよ!

台湾人の話す中国語は、一般的にアクセントがあまり強くなく、普通話ほど抑揚がないといわれています。 

この台湾訛りあるの中国語は “台湾腔(tái wān qiāng)”と表現されます。
台湾訛りのある中国語を話す人に対しては、”他的口音有台湾腔(彼の中国語は台湾訛り)”などといったりします。

では、具体的に台湾腔の5つの特徴を見ていきます。

1、声調の抑揚がゆるやか

中国語には第1声から第4声までの4つの声調がありますが、中国で話す中国語は、この4つの声調の抑揚をはっきりして話します。

しかし、台湾の中国語は抑揚がそれほど強くなく音が比較的平坦です。

台湾人の話す中国語は柔らかく感じる人が多いのは声調の抑揚のなさが大きい理由と考えられます。

2、そり舌(巻き舌)をしない

ピンイン表記で「zh-」「ch-」「sh-」「r-」で表される子音は「そり舌音(巻き舌音)」と呼ばれていますが、舌を上にあげて発する音です。

中国ではしっかり舌を上にあげて発音をしますが、台湾人は舌をあまり巻かずに発音します。

台湾のそり舌音の発音は以下のように聞こえることが多いです。

普通話の発音 台湾の発音
「zhi (ジ)」「zi(ズ)」
「chi (チ) 」「ci(ツ)」
「shi (シ)」「si (ス)」

3、鼻音(「n」と「ng」)を区別しない

台湾では「-en」と「-eng」 、「-an」「-ang」の発音の区別をあまりしません。舌の付け根で発音する「-eng」「-ang」を、舌先で発音する「-en」「-an」で発音します。

「ん」の聞き分けが苦手な日本人にはありがたいのではないでしょうか。

ただ、逆に中国で中国語を話すときは気を付けないといけないですね。

4、軽声が少ない

中国語には「軽声」と呼ばれる1声から4声に属さない「軽声」と呼ばれる発音があります。

軽声は文字通り軽く発音する単語ですが、台湾では中国で軽声になるものを普通に発音する単語が多いです。

例えば「もの」を意味する“東西(dōng xī)”。中国語では「西」は「xi シ」と軽く発音しますが、台湾では「xī シー」と1声で発音します。

5、語尾に感嘆詞などがつく

台湾人は会話の語尾によく「啊」「喔」「噢」「哦」「啦」「耶」「嘛」などをつけます。

日本語だと「〜だよ」「〜だね」「〜でしょ」のような語感でしょうか

例えば、好啊~(hăo ā:いいよ~)、 好可愛喔~(hǎo kě’ài ō:とてもかわいいよ~)のような感じです。

これらの単語の発音は台湾語の語尾音に由来しており、台湾人の中国語では使われることが多いようです。

では、次回は同じ漢字の単語でも普通語と台湾では発音や声調が違う単語を紹介したいと思います。

同じ漢字で同じ意味なのに発音が違うって……混乱しかないですね。
せめて知識として把握しておきましょう!

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「台湾華語」ってどんなことば?

台湾で中国語を学ぶ場合、台湾華語を習います。

台湾華語って中国語(普通語)とは違うの?
NHK中国語講座で習った中国語は台湾では通じないの?

などなど……
疑問に思う方もいると思いますが、台湾でも広く「中国語」が使われています。

台湾で使われている中国語は、「國語/guó yǔ」「中文zhōng wén)」 と呼ばれています。

台湾華語は中華民国が制定した標準語で、日本国内で一般的に習う中国語(以下「普通話」)同様、北京官話をベースにして作られた中国語です。

北京官話ってなに?と思われる方もいらっしゃると思いますが、これはこれで長い話になるので別の機会にまた紹介したいと思います。

普通話と言語のベースが同じで、文法は同じであるため台湾でも日本で習った中国語は十分通じますよ。


台湾華語と普通語の違いとして一番大きいのは使用している字体があげられます。

中国語を学習している人であれば一度は聞いたことがあると思いますが、中国語には「簡体字」と「繁体字」の二つの字体があります。

字体の違いを簡単にまとめてみました。

簡体字
英語:Simplified Chinese
・ž主に中国やシンガポール、マレーシア、アジアの華僑が使用
・žž従来の漢字の偏や旁の一部、または全体を簡略化した字体
・ž1956年に中国政府が「汉字简化方案」で制定
繁体字
英語:Traditional Chinese
・ž台湾、香港(ホンコン)、マカオやアメリカのチャイナタウンなどで使用
・ž従来より使用されてきた字体。正字、正体字とも呼ばれる
・ž簡体字と比べ圧倒的に画数が多い


<例>簡体字
獲 → 获(huò)  豊 → 丰(fēng)  馬 → 马(

<例>繁体字
学 → 學  湾 → 灣  国 → 國

日頃から漢字を使っている日本人からすると簡体字は規則性を覚えれば理解が早い、繁体字は常用漢字もしくは旧漢字と同じものも多いので見ればわかるものも多いのではないでしょうか。

漢字の成り立ちなど漢字に対する理解が高い人、漢語辞典をよく引く人、明治~昭和前期(国語改革以前)の小説、書物をよく読む人などであればどちらの字体であっても理解するのが早いのではないかと思います。

台湾華語を勉強する場合は「繁体字」で中国語を学んでいきますよ。

他にも台湾華語と普通語には発音、語彙、使用する単語の違いなど様々な相違点があります。

次回以降、それぞれの違いを掘り下げてみていきます!
お楽しみに☺


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4月 櫻花開了

今日から4月。新年度の始まりですね。

新しい生活をスタートさせる人も
いらっしゃるのではないでしょうか。

今日は医仁恒例の「一日参り」に行ってきました。
境内は桜が咲き誇り、春が満ち溢れていました。

みなさんにも希望に満ちた春が訪れていますように。