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あっという間に4月も今日で最終日。
GWを楽しんでおられる方も多いのではないでしょうか。
前回は”台灣腔”、いわゆる台湾訛りの発音について紹介いたしました。
(前回のブログはコチラをクリックしてください。)
今回は同じ単語で同じ意味なのに、台湾と中国(普通語)では声調や発音(拼音)が異なるものをご紹介しようと思います!
まずは声調が異なる単語から。
<漢字表記> 台灣華語 | <漢字表記> 普通話 | <発音> 台灣華語 | <発音> 普通話 |
---|---|---|---|
危險 | 危险 | wéi xuǎn | wēi xuǎn |
可惜 | 可惜 | kě xí | kě xī |
寂寞 | 寂寞 | jí mò | jì mò |
法國 | 法国 | fà guó | fǎ guó |
除夜 | 除夕 | chúxì | chúxī |
企業 | 企业 | qì yè | qǐ yè |
期待 | 期待 | qí dài | qī dài |
見ていても混乱しますね。しっかり覚えるというよりは、知識として「声調違いがある単語があるんだな」くらいにとどめておいた方がよいかもしれません。
<漢字表記> 台灣華語 | <漢字表記> 普通話 | <発音> 台灣華語 | <発音> 普通話 |
---|---|---|---|
垃圾 | 垃圾 | lè sè | lā jī |
暴露 | 暴露 | pù lù | bào lù |
暫時 | 暂时 | zhànshí | zànshí |
步驟 | 步骤 | bùzòu | bùzhòu |
乳液 | 乳液 | rǔ yì | rǔ yè |
懸崖 | 懸崖 | xuán ái | xuán yá |
ここまで単語の読み方まで違うと、さすがに聞き取れないですね。
何度も聞き返しそうです。
今回は一部を紹介しましたが、実際に台湾と中国で声調が発音が異なる単語は多数あります。
上記にないものや見つけたものなどがありましたら、ぜひ教えてくださいね!
こんにちは。
前回は台湾華語ってどんなことばなのか、中国語(普通語)との字体違いなどについて紹介しました。今回は台湾人の中国語の発音や声調の特徴について紹介しますよ!
台湾人の話す中国語は、一般的にアクセントがあまり強くなく、普通話ほど抑揚がないといわれています。
この台湾訛りあるの中国語は “台湾腔(tái wān qiāng)”と表現されます。
台湾訛りのある中国語を話す人に対しては、”他的口音有台湾腔(彼の中国語は台湾訛り)”などといったりします。
では、具体的に台湾腔の5つの特徴を見ていきます。
中国語には第1声から第4声までの4つの声調がありますが、中国で話す中国語は、この4つの声調の抑揚をはっきりして話します。
しかし、台湾の中国語は抑揚がそれほど強くなく音が比較的平坦です。
台湾人の話す中国語は柔らかく感じる人が多いのは声調の抑揚のなさが大きい理由と考えられます。
ピンイン表記で「zh-」「ch-」「sh-」「r-」で表される子音は「そり舌音(巻き舌音)」と呼ばれていますが、舌を上にあげて発する音です。
中国ではしっかり舌を上にあげて発音をしますが、台湾人は舌をあまり巻かずに発音します。
台湾のそり舌音の発音は以下のように聞こえることが多いです。
普通話の発音 | 台湾の発音 | |
「zhi (ジ)」 | → | 「zi(ズ)」 |
「chi (チ) 」 | → | 「ci(ツ)」 |
「shi (シ)」 | → | 「si (ス)」 |
台湾では「-en」と「-eng」 、「-an」「-ang」の発音の区別をあまりしません。舌の付け根で発音する「-eng」「-ang」を、舌先で発音する「-en」「-an」で発音します。
「ん」の聞き分けが苦手な日本人にはありがたいのではないでしょうか。
ただ、逆に中国で中国語を話すときは気を付けないといけないですね。
中国語には「軽声」と呼ばれる1声から4声に属さない「軽声」と呼ばれる発音があります。
軽声は文字通り軽く発音する単語ですが、台湾では中国で軽声になるものを普通に発音する単語が多いです。
例えば「もの」を意味する“東西(dōng xī)”。中国語では「西」は「xi シ」と軽く発音しますが、台湾では「xī シー」と1声で発音します。
台湾人は会話の語尾によく「啊」「喔」「噢」「哦」「啦」「耶」「嘛」などをつけます。
日本語だと「〜だよ」「〜だね」「〜でしょ」のような語感でしょうか
例えば、好啊~(hăo ā:いいよ~)、 好可愛喔~(hǎo kě’ài ō:とてもかわいいよ~)のような感じです。
これらの単語の発音は台湾語の語尾音に由来しており、台湾人の中国語では使われることが多いようです。
では、次回は同じ漢字の単語でも普通語と台湾では発音や声調が違う単語を紹介したいと思います。
同じ漢字で同じ意味なのに発音が違うって……混乱しかないですね。
せめて知識として把握しておきましょう!
台湾で中国語を学ぶ場合、台湾華語を習います。
台湾華語って中国語(普通語)とは違うの?
NHK中国語講座で習った中国語は台湾では通じないの?
などなど……
疑問に思う方もいると思いますが、台湾でも広く「中国語」が使われています。
台湾で使われている中国語は、「國語/guó yǔ」「中文/zhōng wén)」 と呼ばれています。
台湾華語は中華民国が制定した標準語で、日本国内で一般的に習う中国語(以下「普通話」)同様、北京官話をベースにして作られた中国語です。
北京官話ってなに?と思われる方もいらっしゃると思いますが、これはこれで長い話になるので別の機会にまた紹介したいと思います。
普通話と言語のベースが同じで、文法は同じであるため台湾でも日本で習った中国語は十分通じますよ。
台湾華語と普通語の違いとして一番大きいのは使用している字体があげられます。
中国語を学習している人であれば一度は聞いたことがあると思いますが、中国語には「簡体字」と「繁体字」の二つの字体があります。
字体の違いを簡単にまとめてみました。
簡体字 英語:Simplified Chinese | ・主に中国やシンガポール、マレーシア、アジアの華僑が使用 ・従来の漢字の偏や旁の一部、または全体を簡略化した字体 ・1956年に中国政府が「汉字简化方案」で制定 |
繁体字 英語:Traditional Chinese | ・台湾、香港(ホンコン)、マカオやアメリカのチャイナタウンなどで使用 ・従来より使用されてきた字体。正字、正体字とも呼ばれる ・簡体字と比べ圧倒的に画数が多い |
<例>簡体字
獲 → 获(huò) 豊 → 丰(fēng) 馬 → 马(mǎ)
<例>繁体字
学 → 學 湾 → 灣 国 → 國
日頃から漢字を使っている日本人からすると簡体字は規則性を覚えれば理解が早い、繁体字は常用漢字もしくは旧漢字と同じものも多いので見ればわかるものも多いのではないでしょうか。
漢字の成り立ちなど漢字に対する理解が高い人、漢語辞典をよく引く人、明治~昭和前期(国語改革以前)の小説、書物をよく読む人などであればどちらの字体であっても理解するのが早いのではないかと思います。
台湾華語を勉強する場合は「繁体字」で中国語を学んでいきますよ。
他にも台湾華語と普通語には発音、語彙、使用する単語の違いなど様々な相違点があります。
次回以降、それぞれの違いを掘り下げてみていきます!
お楽しみに☺
TOCFLの試験対策をしたけど、
どの教材を使えばいいの?
というご質問をよくいただきます。
今回は、TOCFL試験対策に使える
教材をまとめてみました。
★TOCFL試験について知りたい人は、TOCFL(華語文能力測驗)ガイドもご覧ください
1. 『看圖學中文語法』 (基礎編 / 進階編)
【対象レベル】
・Band A(入門級 : Level 1 / 基礎級 : Level 2)
・Band B(進階級:Level 3)
TOCFL Band A とBand Bのレベルに対応した文法問題集です。
各レベルの出題範囲の文法や用法、連語等を
問題を解きながら学んでいきます。
巻末にはリーディング試験の3回分の
模擬試験問題と解答がついています。
タイトルの“看圖”にもある通り、イラストを見ながら
楽しく中国語が学ぶことができるテキストです。
TOCFL対策以外にも、中国語文法の基礎固めにも最適ですよ。
2.『華語文能力測驗關鍵詞彙』 (進階編 / 進階編)
【対象レベル】
Band B(進階級 : Level 3 / 高階級 : Level 4)
各レベルの出題範囲の中で特に重要な語彙について学ぶ問題集です。
リスニング問題はインターネット上からダウンロード可能。
繰り返し問題を解くことで、力をつけていくことができます。
3. 『TOCFL模拟试题』 (入門基礎級編 / 進階高階級編 / 流利精通級)
【対象レベル】
・Band A(入門級 : Level 1 / 基礎級 : Level 2)
・Band B(進階級 : Level 3 / 高階級 : Level 4)
・Band C(流利級 : Level 5 / 精通級 : Level 6)
本試験と全く同じ形式の1回分の模擬試験問題。
読解試験と聴解試験問題、マークシート、
試験の解答が載っています。
リスニング問題のスクリプトも収録されているので、
聞き取れない単語の確認に便利です。
リスニング問題用のCDが付属で付いています。
4. 線上模擬試題(オンライン模擬試験)
TOCFLの運営組織である
「國家華語測驗推動工作委員會(華測會)」が
提供している無料オンライン模擬試験。
華測會のホームページ上で模擬試験を
受験することができます。
◆華語文能力測驗模擬測驗平台
https://cbt.sc-top.org.tw/sctopj/
指導語で「日文」を選べば、
解答の方法を日本語で説明してくれるので便利ですよ。
5. 模擬試験集:TOCFL公式サイト(日本)
日本の TOCFL公式サイトからは、
模擬試験に関連する以下の材料の
ダウンロードが可能です。
◆模擬試験問題ダウンロード
https://tocfl.jp/educational_materials/
・試験問題(簡体字/繁体字)
・リスニング問題音源
・解答、リスニングのスクリプト
・正答数&スコアの対照表
いかがでしたでしょうか。
今回はTOCFL対策に使用する代表的な教材を5つ紹介いたしました。
医仁でもTOCFL対策の際に使用している教材です。
TOCFLは「コミュニケーション」を重視している
試験のため、実用的な中国語の運営能力をはかる
問題の出題傾向が強い試験です。
日ごろから、台湾のニュース、映画、ドラマや
メディアの記事などにも触れるのも
よい試験対策になります。
そのほか、「この教材がよかった!」
「この勉強法がよかった!」といったものがあれば、
ぜひご紹介してください。
TOCFLのお申し込みはTOCFL公式サイト(日本)へどうぞ。
◆お申込み先
https://kessai.tocfl.jp/ec/products/detail/11
1月8日(土)は
「クイズで台湾知りタイワン!
樂大維先生とクイズで楽しく知る台湾」を
開催いたしました。
今回、途中システムトラブル等が発生してしまい
参加された皆さまにはご迷惑をおかけしてしまいました。
しかしながら、樂先生がつなぎでご自慢の歌を披露してくださったり、
参加された皆さまのご協力もあり
無事にイベントを終了することができました。
本当にありがとうございます。
皆さまに改めて感謝いたします。
実は、今回は時間の関係上
準備していた問題を10問ほど削っていました。
時期を見て、第二弾のクイズイベントも
開催したいと考えております!
現在、来月以降のイベントの企画を
考えておりますので、引き続き
よろしくお願いいたします☺
台湾華語、中国語、台湾語講師の
樂大維(Le DaWei / ガクダイイ)先生から、
著書の『旅の台湾華語 伝わる会話&フレーズブック』をご寄贈いただきました✨
書籍と一緒に、直筆のハガキが同封されており
ハガキから伝わってくる樂先生の優しいお人柄にほっこりしました。
樂先生ありがとうございました!!
客家柄の表紙がとってもかわいい本ですね。
中身を拝見すると、
中国語の基本的な文法の解説や
旅行はもちろん日常生活でもよく使う単語や
フレーズがイラスト付きで紹介されています。
台湾華語の発音についても、
口の開け方や音の出し方、鼻母音(n、ng)について、
図や写真付きでとても丁寧に解説されていますす。
わかりやすい!
旅行はもちろん、これから台湾に向かう
留学生やビジネスで台湾に行く場合にも、
一冊持っていれば安心して渡航できそうです。
しかも、すべての漢字に
ピンインと注音符号の両方が書かれています。
中国語はある程度できるけど、
注音符号が読めない人や
これから勉強したい人にも
大変便利だと思います。
今後、授業で活用させていただきます!
また著書にご興味がある方は、ぜひお手に取ってみてくださいね。
★☆書籍のご紹介☆★
『旅の台湾華語 伝わる会話&フレーズブック』
アスク出版
B6変形判、200頁
価格 1870円
■アスク出版様のサイトより購入可能です
https://www.ask-books.com/978-4-86639-270-7/