カテゴリー: お知らせ中国語中国語レッスン中国語学習

【開講】中国語パソコン入力講座

中国語教室は数あれど、中国語入力や中国語のパソコン設定は教えてくれる講座は少ないと思いませんか?

インターネットでパソコンの設定方法や入力の仕方を検索している人も多いのではないでしょうか?

医仁もHSKネット試験会場として3年間、ネット試験の受験生と接触させていただく機会がありますが、中国語のパソコン入力が得意ではない人や入力ツールの仕組みや機能がわかっていない人をお見かけすることがあります。

パソコンで中国語を入力したいけど……

入力の仕方がわからない
パソコンの設定の仕方がわからない
ダウンロードの仕方がわからない
中国語が読めないからわからない

などなど。

たくさんの「わからない」を解消し、いつでも楽しくパソコンで中国語を入力できるようになるよう「中国語入力講座」を7月25日(月)より開講することにいたしました。

パソコンの習得度や理解度も受講生によってさまざまだと思います。
そのため2種類の講座を用意いたしました。

①中国語パソコン入力基礎講座
パソコンの基本的な操作やブラインドタッチができる人向けの講座です。
パソコン操作に抵抗のない人、オフィスソフトの入力はできる人など、日頃パソコンを使う機会がある人を対象にしています。

②はじめての中国語パソコン入力
パソコン初心者向けの講座です。パソコンの入力がスムーズにできない、どこの何を操作すればいいのかわからないなど、パソコンの操作に不慣れな人を対象に、ゆっくり丁寧に説明していきます。

ご興味がある人はぜひお申込み、お問い合わせください。
※お申し込みは各講座のサイトからお願いいたします。

カテゴリー: 中国語中国語学習

中国語を話せるようになるには

暑いですね。半端なく熱いですね。今日の大阪は38度です。
こんな時は” 多喝水, 少晒太阳 / 多喝水, 少曬太陽 ” しかないですね。
「まだ大丈夫」と油断せず、体調には気を付けて過ごしましょうね。

さて、昨日アメブロで更新された八宝菜先生のブログをご覧になっていただけましたでしょうか?

https://ameblo.jp/ijin-chinese/entry-12751099157.html

中国語のスピーチ法について書かれているブログです。

中国語を「話す」勉強法について書かれていますので、まだ読まれていない方はぜひご覧ください!

私もこの記事を読み、改めて「中国語が話せる」ということについて考えました。

「中国語が話せない」と落ち込むことはありませんか? 私もよくあります。
でもよくよく考えると、中国語で話せないことは日本語でも話せないということも多いです。

つまり、ある事柄について思考の整理ができておらず、人に伝えられるレベルの言語化ができていないのです。この場合、何語であろうと話すのは厳しいですよね。

身近な例でいうと、自己紹介が思い浮かびます。
日本語でもとっさに自己紹介してくださいと言われると、「何を言おう?どの情報言おう?」としどろもどろになり、自分でも何を言っているのかわからないことがあります。

TVのニュースや上司からの指示でも、聞いた内容を理解し、再度自分の頭の中で情報をすぐに整理し、それを相手に伝えるのは難しくないでしょうか?

普段から「中国語を話すのは難易度が高い」と脳が勝手に思い込んでいます。その結果、「中国語だから話せなかった」とついつい中国語ができないせいにしがちです。

しかし、思い返すと実は中国語に問題があるのではなく、アウトプットの過程に問題があることもしばしばあります。

中国語が話せなかったときは「語彙力がなくて話せなかったのか」「日本語だったとしても話せなかったのか」、その都度、丁寧に切り分けて考えることが大切だと思います。

ではどうすれば上達するのか。
話すしかない!
話せるようになりたければ、どこまでいっても話すしかない!!

八宝菜先生のブログでご紹介している勉強法も肝は「思考→発話」だと思います。「話す」だけの練習ではありません。筋肉を鍛えるように「思考→発話」の回路を鍛える感じです。


けっして楽ではない中国語のスピーチ練習法ですが、ご興味がある人や試してみたい人は、ぜひお問い合わせください!

カテゴリー: 中国語中国語学習

最近身体怎麼樣?

こんにちは。
みなさん最近身体の調子はいかがですか?

私は気象の影響を受けやすいようで、持病?の低血圧と相まって頭痛、めまいが当たり前の日々を過ごしています。つらい……

梅雨時はとくに苦手です。

最近は日本でも「気象病」「天気痛」という言葉もよく見聞きするようになったと思います。

気象病は中国語では“氣象病”(繁)/ ” 气象病”(簡)/qì xiàng bìng 

日本語をそのまま簡体字OR繁体字にすればOKです。

自律神経を鍛えればいいんでしょうかね……体調の悩みは尽きません。
みなさんもお身体にはくれぐれもご自愛ください。

カテゴリー: 語学試験HSK(漢語水平考試)中国語

HSKお疲れ様でした。

本日HSKを受験された皆様お疲れ様でした。

6月12日(日)のHSKネット試験の結果は
2週間後の6月27日(月)に
発表予定となっております。

結果が出るまで、しばらくお待ちください。

来週19日(日)はTECC-iBTテスト
再来週26日(日)は中国語検定

検定試験が続きます。
6月は検定試験が多いですね。

受験される皆さんが勉強の成果を
十二分に発揮できるよう応援しています!

なお、次回のHSK/HSKK試験は7月16日(土)。
7月 6 日(水)のPM17時までお申し込みできますよ。

【HSKネット試験申込みサイト】
https://www.hsk-ibt.jp/HSK


カテゴリー: TOCFL(華語文能力測驗)中国語中国語学習

明日はTOCFL試験

明日29日(日)は
今年4回目のTOCFL試験ですね。

時期的に
来年の台湾正規留学の申請のため、
今回の試験に勝負をかけている人も
多いのではないでしょうか?

今日は明日の携行品を準備して
早めに就寝。
明日に備えましょう。

身分証明書は写真付きのものが
要求されていますので、
保険証はNGになると思います。

それ以外のもの
(免許書、パスポート、学生証など)を
準備しておきましょう。

明日は気持ちに余裕をもって
試験に臨めるよう、
試験会場には早めに
着くようにしましょう。

そして試験中は「あきらめない」。

ヒアリング問題が聴き取れなくても
時間がもう足りないと思っても
あきらめない!
食らいつきましょう。

祝您考試順利☆

カテゴリー: HSK(漢語水平考試)中国語

明日はHSK試験

明日5月14日(土)はHSK / HSKKネット試験です。
なんば会場も着々と準備を進めております。

明日なんば会場で受験される
受験生の皆様、
どうぞお気を付けて会場まで
お越しください!

なお、試験結果は以下の日程が発表予定日です。

◆HSK:5月30日(月)
◆HSKK:6月14日(火)

祝考试顺利!

カテゴリー: 台湾留学台湾留学台湾大学情報中国語

台湾の大学?中国の大学?

台湾と中国には、同じ名前の大学がいくつかあるのはご存じですか?
今回は両国で同じ名前の大学3校を紹介いたします!

1、清華大学

項目台湾中国
大学名称國立清華大学清华大学
略称清大(NTHU)清华 (THU)
所在地新竹市北京市
設立年1955年1911年

歴史をさかのぼると、台湾の清華大学も中国の清華大学も前身は1911年に創立された「清華学堂」です。ルーツは同じなんですね。

その後、1955年に台湾とアメリカとの間で原子力協力協定が締結。台湾にアメリカから原子炉が供与されることとなり、原子力研究の受け皿として新たな機関の設立が必要となりました。

そこで、民国期に中国の清華大学で学長を務め、教育者で物理学者でもある梅貽琦(ばい いき)氏が命を受け、1955年から台湾の新竹で清華原子科学研究所の設立準備を開始。

翌1956年に原子科学研究所を基礎として、台湾新竹清華大学が設立されました。
大学設立に尽力した梅貽琦氏は台湾清華大学の初代学長に就任しています。

こうして台湾と中国に同じ校名、歴史の流れをくむ台湾新竹清華大学と北京清華大学が存在することになりました
現在も両校は技術交流などを行っているようですよ。

2、中山大学

項目台湾中国
大学名称國立中山大學中山大学
略称中山大(NSYSU)中大 (SYSU)
所在地高雄市広州市
設立年1980年1924年

清華大学同様、中山大学も台湾、中国両校のルーツは同じです。
「中山」は孫文の号に由来しています。

設立の歴史を見ていくと、もともと1924年に孫文により広東高等師範学校、広東公立法政大学、広東公立農業専門学校を合併し国立広東大学として設立されました。
1925年孫文が死去するとその功績をたたえ、1926年名称を国立中山大学に改名しています。

と、ここまでの歴史の流れは中国、台湾とも同じ流れとなっています。

歴史が分かれるのが1949年。
国共内戦に敗れた蒋介石が台湾に逃れ、国民党の統治下にあった中山大学は中国政府に接収され、中国広州市でそのまま存続します。

しばらくして台湾で中山大学の復校を望む声が強くなり1980年に台湾高雄市に國立中山大學が設立されました。

中国の中山大学は華南エリアではトップレベルの総合大学で、中国全土でもトップ10に入る大学となっています。一方、台湾の中山大学は台湾南部エリア初の国立大学で、特に海洋学の研究で有名な大学となっています。

3、大同大学

項目台湾中国
大学名称大同大学山西大同大学
略称TTU同大、大同大学
所在地台北市大同市(山西省)
設立年1956年1950年

上記の2校と違い、この2校は全く関係がありません。

台湾の大同大学は、台湾の大手電子メーカー大同公司の会長が台湾工業界の人材育成を目的に「大同工業專科学校」を創設したのが始まりです。
大同公司は、最近日本でも人気のある大同電鍋の製造メーカーでもあります。

一方、中国の大同大学は地名由来の名称で、大学の所在地が山西省の大同市にあるので山西大同大学と名付けられたようです。

ちなみに大同大学は日本(名古屋市)にもありますね。

日本国内で大学を選ぶ際もそうですが、大学の歴史を見ていくとその学校の特色や強みがよくわかるので、大学選びや学部学科選択の指針の一つにもなると思います。

今回ご紹介した大学以外でも、台湾国内の大学について知りたい人はリクエストやお問い合わせくださいね。

カテゴリー: 台湾華語中国語中国語学習

同じ単語でも発音が違う?~中国と台湾で発音が異なる単語

あっという間に4月も今日で最終日。
GWを楽しんでおられる方も多いのではないでしょうか。

前回は”台灣腔”、いわゆる台湾訛りの発音について紹介いたしました。
(前回のブログはコチラをクリックしてください。)

今回は同じ単語で同じ意味なのに、台湾と中国(普通語)では声調や発音(拼音)が異なるものをご紹介しようと思います!

まずは声調が異なる単語から。

<台湾と中国で声調が異なる単語>

<漢字表記>
台灣華語
<漢字表記>
普通話
<発音>
台灣華語
<発音>
普通話
危險危险wéi xuǎnwēi xuǎn
可惜可惜kě xíkě xī
寂寞寂寞jí mòjì mò
法國法国fà guófǎ guó
除夜除夕chúxìchúxī
企業企业qì yèqǐ yè
期待期待qí dàiqī dài

見ていても混乱しますね。しっかり覚えるというよりは、知識として「声調違いがある単語があるんだな」くらいにとどめておいた方がよいかもしれません。

<台湾と中国で発音(拼音)が異なる単語>

<漢字表記>
台灣華語
<漢字表記>
普通話
<発音>
台灣華語
<発音>
普通話
垃圾垃圾lè sèlā jī
暴露暴露pù lùbào lù
暫時暂时zhànshízànshí
步驟步骤bùzòu bùzhòu
乳液乳液rǔ yìrǔ yè
懸崖懸崖xuán áixuán yá

ここまで単語の読み方まで違うと、さすがに聞き取れないですね。
何度も聞き返しそうです。

今回は一部を紹介しましたが、実際に台湾と中国で声調が発音が異なる単語は多数あります。
上記にないものや見つけたものなどがありましたら、ぜひ教えてくださいね!

カテゴリー: 台湾華語台湾情報中国語中国語学習

台湾腔ってなに?~台湾の中国語の発音

こんにちは。

前回は台湾華語ってどんなことばなのか、中国語(普通語)との字体違いなどについて紹介しました。今回は台湾人の中国語の発音や声調の特徴について紹介しますよ!

台湾人の話す中国語は、一般的にアクセントがあまり強くなく、普通話ほど抑揚がないといわれています。 

この台湾訛りあるの中国語は “台湾腔(tái wān qiāng)”と表現されます。
台湾訛りのある中国語を話す人に対しては、”他的口音有台湾腔(彼の中国語は台湾訛り)”などといったりします。

では、具体的に台湾腔の5つの特徴を見ていきます。

1、声調の抑揚がゆるやか

中国語には第1声から第4声までの4つの声調がありますが、中国で話す中国語は、この4つの声調の抑揚をはっきりして話します。

しかし、台湾の中国語は抑揚がそれほど強くなく音が比較的平坦です。

台湾人の話す中国語は柔らかく感じる人が多いのは声調の抑揚のなさが大きい理由と考えられます。

2、そり舌(巻き舌)をしない

ピンイン表記で「zh-」「ch-」「sh-」「r-」で表される子音は「そり舌音(巻き舌音)」と呼ばれていますが、舌を上にあげて発する音です。

中国ではしっかり舌を上にあげて発音をしますが、台湾人は舌をあまり巻かずに発音します。

台湾のそり舌音の発音は以下のように聞こえることが多いです。

普通話の発音 台湾の発音
「zhi (ジ)」「zi(ズ)」
「chi (チ) 」「ci(ツ)」
「shi (シ)」「si (ス)」

3、鼻音(「n」と「ng」)を区別しない

台湾では「-en」と「-eng」 、「-an」「-ang」の発音の区別をあまりしません。舌の付け根で発音する「-eng」「-ang」を、舌先で発音する「-en」「-an」で発音します。

「ん」の聞き分けが苦手な日本人にはありがたいのではないでしょうか。

ただ、逆に中国で中国語を話すときは気を付けないといけないですね。

4、軽声が少ない

中国語には「軽声」と呼ばれる1声から4声に属さない「軽声」と呼ばれる発音があります。

軽声は文字通り軽く発音する単語ですが、台湾では中国で軽声になるものを普通に発音する単語が多いです。

例えば「もの」を意味する“東西(dōng xī)”。中国語では「西」は「xi シ」と軽く発音しますが、台湾では「xī シー」と1声で発音します。

5、語尾に感嘆詞などがつく

台湾人は会話の語尾によく「啊」「喔」「噢」「哦」「啦」「耶」「嘛」などをつけます。

日本語だと「〜だよ」「〜だね」「〜でしょ」のような語感でしょうか

例えば、好啊~(hăo ā:いいよ~)、 好可愛喔~(hǎo kě’ài ō:とてもかわいいよ~)のような感じです。

これらの単語の発音は台湾語の語尾音に由来しており、台湾人の中国語では使われることが多いようです。

では、次回は同じ漢字の単語でも普通語と台湾では発音や声調が違う単語を紹介したいと思います。

同じ漢字で同じ意味なのに発音が違うって……混乱しかないですね。
せめて知識として把握しておきましょう!

カテゴリー: 台湾華語中国語中国語学習

「台湾華語」ってどんなことば?

台湾で中国語を学ぶ場合、台湾華語を習います。

台湾華語って中国語(普通語)とは違うの?
NHK中国語講座で習った中国語は台湾では通じないの?

などなど……
疑問に思う方もいると思いますが、台湾でも広く「中国語」が使われています。

台湾で使われている中国語は、「國語/guó yǔ」「中文zhōng wén)」 と呼ばれています。

台湾華語は中華民国が制定した標準語で、日本国内で一般的に習う中国語(以下「普通話」)同様、北京官話をベースにして作られた中国語です。

北京官話ってなに?と思われる方もいらっしゃると思いますが、これはこれで長い話になるので別の機会にまた紹介したいと思います。

普通話と言語のベースが同じで、文法は同じであるため台湾でも日本で習った中国語は十分通じますよ。


台湾華語と普通語の違いとして一番大きいのは使用している字体があげられます。

中国語を学習している人であれば一度は聞いたことがあると思いますが、中国語には「簡体字」と「繁体字」の二つの字体があります。

字体の違いを簡単にまとめてみました。

簡体字
英語:Simplified Chinese
・ž主に中国やシンガポール、マレーシア、アジアの華僑が使用
・žž従来の漢字の偏や旁の一部、または全体を簡略化した字体
・ž1956年に中国政府が「汉字简化方案」で制定
繁体字
英語:Traditional Chinese
・ž台湾、香港(ホンコン)、マカオやアメリカのチャイナタウンなどで使用
・ž従来より使用されてきた字体。正字、正体字とも呼ばれる
・ž簡体字と比べ圧倒的に画数が多い


<例>簡体字
獲 → 获(huò)  豊 → 丰(fēng)  馬 → 马(

<例>繁体字
学 → 學  湾 → 灣  国 → 國

日頃から漢字を使っている日本人からすると簡体字は規則性を覚えれば理解が早い、繁体字は常用漢字もしくは旧漢字と同じものも多いので見ればわかるものも多いのではないでしょうか。

漢字の成り立ちなど漢字に対する理解が高い人、漢語辞典をよく引く人、明治~昭和前期(国語改革以前)の小説、書物をよく読む人などであればどちらの字体であっても理解するのが早いのではないかと思います。

台湾華語を勉強する場合は「繁体字」で中国語を学んでいきますよ。

他にも台湾華語と普通語には発音、語彙、使用する単語の違いなど様々な相違点があります。

次回以降、それぞれの違いを掘り下げてみていきます!
お楽しみに☺